気付けば子育て後半戦(兄の大学受験編)

息子娘の大学受験が気になる父。嫁への不満は書かない予定。

カテゴリ: 雑記

最近また兄が嫁の本棚を物色しています。
三島などを手に取っているので、嫁が「金閣寺」読んだ? なら「仮面の告白」はどうよ? などと兄に食いついていますw

ちなみに「金閣寺」は言葉が難しすぎ意味がわからず(確かにそうね)、「仮面の告白」は三島の自伝的小説なので、

「いやオマエがなにしようがオレには関係ないしいちいち読む意味がわからない」

と昭和の文豪をオマエ呼ばわりしつつ退けています。

嫁は読む本が偏っており、日本の近代文学の他はほとんどミステリしかありません。
で、兄がミステリだの推理小説だのに全く興味がない。
なので明治から昭和の文豪さん達の小説を読んだりしています。

兄は趣味で本を読むということがないようで、読むときはヒマだから読んでるという感じです。
たぶん世の中にどんな本があるかもそんなに知らない。

考えてみれば、今の子は書店に行くという経験も少ないのでしょうね。
なにしろ街中から書店がどんどん消えてますから。

ネット上の大量で安価な情報が、いわゆる読書体験の代替になる可能性は、たぶん可能性で終わるでしょう。
永遠に「いつかそうなる」と言われつづけ、その日は来ないと考えた方が良さそうです。

兄がしばしば嫁の本棚の前に立つのは、単に夜9時以降はスマホが禁止されていて、自室で時間を潰す方法が他にないからです。

もう高2なので今更「子供に読書習慣を」「読書する子は成績がいい」などどうでもいいです(もう手遅れw)。
ただ読書する楽しみ、みたいのは知って欲しいかも。


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NHKのニュースを見ていたら、今度は共通テストの「記述式」問題に関して、やはり現役の高校生が反対の会見を開いたそう。

先に英語の民間業者の件でも、同様に高校生の会見が行われていましたよね。
結果的にこちらの方は、文科相の問題発言により撤回となりましたが、高校生が声をあげたということも影響があったかもしれません。

偏差値の高い学生の夏休みの課題みたいに、今回も実験にもとづくエビデンスを伴った上での自説の主張となっていましたw

まあ採点の正確性、公正性への懸念はもちろんですが、なんというかそんなにまでして民間事業者を大学入試に関わらせたいか?と思わずにいられませんね。。。

2次試験がある以上、4技能も記述式問題も、全く必然性のないものです。実際、この点に関して文科省の説明は支離滅裂です。
この国の高等教育の方向性について、国にはそれなりに考えがあるのでしょうが、それが受験生に無意味な負担となるのでは問題です。

実際、今回の一連の制度変更を見せられると、そもそもこの共通テストなるもの自体の必要性自体が疑わしいと言わざるをえません。
そもそも「共通一次試験」自体が過熱した受験競争の緩和のために導入されています。
主要な機能は「足切り」で、それは大学の偏差値序列化を結果しましたが、一定の意味はあったと思います。

しかし今は受験数が減り、逆に大学の数は増えています。大学にかかる負担は減っているでしょう。
受験生が多様な価値基準で大学を評価できるようにするという観点からも、偏差値を明らかにする以外の機能のありそうにない全国共通試験を続ける意味は少なそうです。
(それこそ民間業者の模試に難易度の偏差値化の機能は任せてしまえるでしょう)

もういっそ無くす方向で検討に入っては?

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夕食時に、妹ちゃんが兄に話をしていました。

「先生が、何故この式を使うのですが、と質問したので、そう習ったからですと答えたら怒られた」
「そりゃ怒られるわ」
「だってこの問題にはこの公式って習ったし。教えたの先生じゃん」
「いやそうじゃなくて、その公式を使う理由を聞いてるんだって」
「だからそう習ったからじゃん。何がダメなの」

妹ちゃんは数学が苦手で、中学に入ってからかなり苦労してます。一方兄は数学は得意、ほとんど苦労した経験がありません。

この会話を聞いてわかるのは、妹ちゃんは、数学を暗記科目のように解いているということです。問題と解き方のパターンを憶えている。

そういうやり方で実は数学はけっこう解けます。
ただ限界があるのも確かで、数式の意味を考えないと行き詰まります、というか行き詰まってますw

「あのな、数学でラクしようと思ったら式の意味を知ることな。面倒臭そうだけどこれが本当に一番ラクだから」

ここで突然嫁「それは数学ができる人間の言い分です」

数学的センス、というのはどうやら確かに存在し、そしてそれをナチュラルに持っている人というのも存在するのですよね。

ただ父的には、やはり「それが表すものの意味を知る」ことはセンスとは関係なく身につくものだと思っており、センスの一言で片付けたく無いのですが。。。

妹ちゃんに英語を教える事があるのですが、そこでも例えば関係代名詞の構造を「憶えて」しまおうとする傾向がある。
その語がどのような意味と役割を持っているのかを考えず、文法の形式だけ憶えてしまうとその後いろいろヤバいわけです。

センスの問題というより、憶えて済まそうとする事の問題なのですよね。。。

一般に女子の方が記憶力が優れているとされますが(なので平均偏差値は女子の方が高い)、妹ちゃんを見ていると確かに記憶力がいい。
小さいころから神経衰弱は無敵でしたww
その記憶力に頼った勉強をしているな、、、という気がします。

ん? この父の悩みは、知識偏重型教育から抜けだそうともがく日本の教育界と同じものでは? 
図らずも日本の教育改革と問題意識を共有する父でした。

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例の英語の民間試験が流れ、兄などは英検受けずに済むラッキーなどと喜んでおりますが。。。
いいえ受けてもらいます(笑)。

英語民間試験の導入が土壇場でボツになったわけですが、政治的な観点からはこれは与党の不祥事?になるのでしょう、いろいろ野党にツッコまれてますね。

いやせっかくならもっと早くやってくれよと思わないでも無いですが、まあ一旦決まったものを進めていく事に文句を言う訳にもいかなかったでしょう。
こういう躓きがあって初めて騒げる、っていうのはわかりますが。

まあ界隈では噂はありましたが、ベネッセと文科省の癒着関係が出てきましたね。
ベネッセの関係企業が文科省の天下り先になってるとか、前文科相との不適切な関係とか。

ウチの子は二人ともベネッセにはお世話になっており、特に妹ちゃんは低学年の時に算数で躓きかけたのを救っていただき、しまじろう以下関係者には感謝の言葉もありませんw

特に父は今もコラショの目覚ましで起きており、現在進行形でお世話になってます。
(コラショはこどもチャレンジのキャラクター)

特に現政権になってから、この国のトータルな教育環境をより競争的なものにしようという姿勢が見えます。(ゆとり教育の反動かも知れません)
競争的であることは必ずしも悪いことでは無いですが、それが市場的な競争なのはちょっと問題ですね。

市場的な競争ではしばしばコスト削減が目的化するからで、実際今回の問題も要はそれです。
市場で結果を出すのに「質を犠牲にする」というのは有力な選択肢なのですよね。
そして市場において「質」とは究極的にはモラルのことなのですよ。


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妹ちゃんが机で頭を抱えていたので話を聞いてみると、社会で「自分の考えを書く」という種類の課題が出たのだと。

最近こういうのは多いですよね。妹ちゃんはこの手は比較的得意な方なのですが。
最近のいわゆる時事問題を選んで、自分の考えとそう考える理由を、、、とかそういう課題です。

女子中学生なので、そんな時事問題とか言われても困るw訳だ。
とりあえず一緒に考えてみると、最近の話題は天皇の即位とか、オリンピック関連のゴタゴタとか、、、あんまり社会科的じゃないか。。。

で、妹ちゃんが思いついたのが、先の台風の際に台東区役所の避難施設がホームレスの受け入れを断ったという件。
おおいい案だ。社会科の先生的にも待ってましたな案件だろコレ。

妹ちゃんはその話題をたぶんネットニュースなどで知ったのでしょう。
妹ちゃんは、ホームレスは伝染病等に感染している危険性が高いので受け入れられなかったのだと理解していました。

むろんこれは誤りです。
直接的には、避難所を利用するには書類に現住所を記入しなければならず、住所のないホームレスはそれが出来なかったために断られた訳です。
基本的には手続き的な問題で、役所の「お役所的」対応の問題です。

しかし実際には(すくなくともネット上では)ホームレスという存在それ自体の問題であると語られていたようです。
上述の病気の問題や、臭いなど周囲の避難者に迷惑や不安を与える可能性、果ては納税していないなら行政サービスを受ける資格が無いというのまであったようです。

法令的な観点からはこれらは問題にもならない事です。そういうことで役所は動いてくれませんw
これらは、それを語る人たちの考え(しかもかなり差別的な)に基づいているにすぎません。

しかしネット上ではそれらが、もっともらしい根拠を持った、筋の通った理屈であるかのように語られます。
例えばホームレスの伝染病の罹患率が比較的に高いのは事実です。

妹ちゃんは、それでもホームレスが来たら助けてあげるべきだとの考えでした。
それは単に可哀相だからかもしれませんが、父との会話中ではそこに社会科で習った「基本的人権」を用いて根拠としました。
課題で求められているのは、単に自分の漠然とした考えではなく、そう考えるべき根拠を示す事です。
「人権」でもいいですし「国民の生命、財産、安全」でもいいですが、その観点から上記の(差別的と言うほかない)見解は退けられるでしょう。

もっともでは現実に何が起こっていたのかといえば、役人の「お役所仕事」だったというのも、まあなんというか、、、という感じですがね。
中学生が社会科の課題として考察するには、ちょっと恥ずかしい真相ではありますww


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